耳底記 一・二・三巻 一冊

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21.9×16㎝

【題箋】『耳底記 一二三』
序 半丁
耳底記 花押(自筆本の透き写しを模刻したもの) 半丁
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耳底記 巻之一 1丁表
耳底記 巻之二 23丁表
耳底記 巻之三  54丁表~95丁裏
 詠哥制之詞 96丁表~100丁表
 林和泉掾開板 100丁裏
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【因みに】板本の底部にはっきり段差が見て取れるので、元々三册だったものを二・三の表紙を外して合綴、または、表紙の付いてない状態の三册を合綴したものと見られる。

【参考】Keio Object Hub (慶応大学) に依る。
 中世の歌学を江戸時代に伝えた、高名な武将歌人細川幽斎(15341610)の歌道の教えを、弟子の公家烏丸光広(15791638)が、慶長三年八月から幽斎の田辺籠城を挟む同七年十二月まで、70回以上にわたって記録した聞書の自筆原本である。***中略****
 『耳底記』は細川幽斎(15341610)・烏丸光広(15791638)師弟の高名さもあって尊重され、写本も少なくなく、版本も寛文元年(1661)・元禄二年(1689)・同十五年(「和歌奥義抄」)本や数種の無刊記本などの多数を確認できる。公家関係の歌書が江戸前期に刊行された珍しい例として注目されるものである。
 本書は伝本の多い、末尾に「林和泉掾開版」とのみある刊本である。初丁表の解題と凡例的な文章には、俗言は改めずに、片仮名は童蒙の為に平仮名に改めたこと、部分的な歌の引用を一首全体の形にしたこと等が記される。
 また自筆本の外題と花押を透き写しして「首に冠らしむ」とある通り、初丁裏にそれらが模刻されている。
 刊行に際して3巻に分かっており、本文冒頭に「耳底記巻之一(二・三)」との内題も加えられている。自筆本との最大の違いは、「光廣卿別紙」にあるという「詠歌制之詞」を追加していることである。自筆本との比較ができるように、一具として保管されてきたものである。(佐々木)


※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、虫食い多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。

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